家の近くに公園があるとセミの声がうるさいから嫌ですね、つばwoです。
もう7月です!早いなぁ、暑いなぁ、涼しい気分になりたいなぁ、雪とか、氷とか、キラキラしたもの、見たいなぁ、あ!アナ雪行こう!ということで行ってまいりました!待ちに待った
劇団四季最新作品『アナと雪の女王』です!
いや〜〜〜〜〜〜、素晴らしかったです。
ブロードウェイでやってた頃から日本に早く来ないかなぁと思ってましたが、こんなに早く見れるとは思わなかったです。
ということで今回は劇団四季超最新作品『アナと雪の女王』の魅力について語り尽くそうと思っておりますのでついてきてください!!!!!!!!
一応ストーリー話した方が良い?
めちゃくちゃ簡単に言うと、
アナとエルサという姉妹がいて、エルサにだけ魔法の力があって、ある時国民にエルサの力がバレてしまって、、、。逃げるエルサ!追いかけるアナ!国を任されたハンス王子!途中で出会った氷売りのクリストフ!トナカイのスヴェン!幼少期に作った雪だるまのオラフが生きてる?!凍ってしまったアレンデール王国!心を閉ざしたエルサ!開こうとするアナ!どうする?!どうなる?!
というストーリーですが、さすがに適当すぎるのでここから一曲ずつ物語を辿っていき見所や注目ポイントを話していこうと思います。
VUELIE / 太陽よ 輝いて / 二人から少しずつ
(原題:Vuelie / Let the Sun Shine On / A Little Bit of You)
まず、劇場に入ると幕に美しいアレンデール城とオーロラが映し出されていて、時よりゴーーー!!!キラキラ〜〜〜!みたいな音が鳴っています。始まる前から世界観に連れ込んでくれて最高でした。
そして生オケに感動!劇団四季は最近音楽は録音されたものを流していたので、生のオーケストラはやっぱ良いなあと思いました。さらに演目がスタートするとヤングアナとヤングエルサの演技の上手さにまた感動ですよ。もちろん歌も上手かったけど、本当に姉妹みたいでした。
画像はブロードウェイ公演より
雪だるまつくろう
(原題:Do You Want to Build a Snowman?)
自転車乗りながら歌ってるヤングアナちゃんがとにかく可愛いです笑
そして曲の終盤、主役のお二人が登場です!アナ役三平果歩さんの第一声は『エルサ』だったんですが、声がアニメ声でありながらもとても丁寧でびっくりしました。そしてエルサ役三井莉穂さん登場シーンではエルサの部屋全体に氷が広がっていく演出と、素敵な歌声にワンフレーズでKOされました。
生まれて初めて
(原題:For the First Time in Forever)
劇団四季は大人の事情でアニメ版と歌詞が違うのも観劇する上でのポイントの一つなんですが、今回は基本的な部分はほぼ一緒で聴きやすかったなと思いました。
日本語台本・訳詞を担当したディズニーお馴染みの高橋知伽江さんは、インタビューで『アニメ映画の時はキャラクターの口の動きに合わせて訳詞をしなければいけなかった。映画ファンのために映画と同じ歌詞にするか悩んだが、劇団四季は"作品に忠実に"を信条にしているので、ありの〜ままで〜などのキーフレーズ以外は原文に忠実な歌詞にすると決めた』とおっしゃっていました!
話を戻すと、『生まれて初めて』、この曲歌うのめちゃくちゃ疲れそうでした笑 常にアナが忙しそうなんですよ、舞台上でパジャマからドレスに着替えたりしますし、舞台上を行ったり来たり笑 初めての外の世界にワクワクドキドキしている所がめちゃくちゃ伝わってきました。そして音程的にもこの曲は基本サビが高いですし、曲の終盤では映画版よりアレンジされていて、サビを繰り返す仕様になっているので、ずっと高い声を保たなきゃいけなさそうで最後はぶっちゃけちょっとキツそうでした(余計なお世話)
Broadway's 'Frozen' cast performs 'For the First Time in Forever' - YouTube
アメリカのニュース番組で披露していた動画
サザンアイルズのハンス / 危険な夢
(原題:Hans of the Southern Isles / Dangerous to Dream)
ブロードウェイの動画をYouTubeで見た時に、ハンスめっちゃ良いなと思ったんですが、日本版ハンス役杉浦洸さんの伸びのある歌声と王子感満載の見た目にびっくらこきました。
そしてそして、舞台版アナ雪の魅力は映画版にはなかった素敵な追加楽曲達なのですが、エルサのソロ曲『危険な夢』もまた綺麗な楽曲なのですよ〜、戴冠式での場面なんですけど魔法の力を隠しながら女王として生きなければならないことへの不安や、普通の暮らしを夢見ることは危険なのではないかという葛藤を歌にしています。完全にエルサの戴冠式に招待された気分になるので自然と背筋が伸びましたね。
ブロードウェイ公演より
"Dangerous to Dream" from FROZEN on Broadway (Official Lyric Video) - YouTube
公式が載せていたリリックビデオ
扉あけて
(原題:Love Is an Open Door)
まずはこちらをご覧ください。
Frozen Broadway Performance Of "Love Is An Open Door" (GMA) - YouTube
アメリカのニュース番組で披露してた『扉あけて』なんですけど、意外とハードなんですよ!!!!!!!かついだりかつがれたりしたまま歌うのめっちゃキツそうですよね。やっぱ歌う上で大事な筋肉を日々鍛えてるんだろうな〜
舞台セットの大きい月と、周りを囲うような花も可愛いです!
ブロードウェイ公演より
そして、結婚を決めたアナとハンスはエルサに報告に行きますが、ここで姉妹喧嘩してしまい、エルサは魔法の力を解き放ってしまいます。怪物扱いされたエルサはもう逃げるしかありません。
ここの魔法の表現が本当に綺麗すぎて鳥肌立ちまくりでした。最新の映像技術は素晴らしいですね。
https://www.instagram.com/p/B45AKr6gcNU/?utm_medium=copy_link
めちゃくちゃネタバレなのでご注意を!!
トナカイは人間よりマシ / 愛の何がわかる / 夏がきたら
(原題:Reindeer(s) Are Better Than People / What Do You Know About Love? / In Summer)
逃げるエルサを追いかけているアナは氷売りのクリストフとトナカイのスヴェンに出会います。映画ではエルサを見つけに行こうとするまでのやりとりがオオカミに追われたりとかして長かったんですけど、舞台版では秒でクリストフが薄着のアナを心配してすぐにエルサを見つけに行こうとするので展開のスピードが速いです笑
愛に対しての価値観が違うアナとクリストフが言い合いする歌(『愛の何がわかる』)が個人的にすごく好きです。クリストフ役神永東吾さんのロックっぽい歌声がかっこよかったです。意外と舞台版アナ雪はポップな曲がそんなにない中この曲はノリノリで楽しいですよ!!
"What Do You Know About Love?" from FROZEN on Broadway (Official Lyric Video) - YouTube
公式が載せていたリリックビデオ
ブロードウェイ公演より
雪景色のセットが綺麗な中、オラフ登場です!!!映画でもお馴染みの『夏がきたら』では冬のセットが一瞬にして夏に変わってとても可愛いです笑もっとビッグナンバーになるかと思ったら意外と映画と同じくらいの尺なのでびっくりしました笑(絶対タップダンス祭り開催!みたいなナンバーになると思ったのに)
オラフはライオンキングのティモンとプンバァのように人間が操作するパペットタイプになってます。オラフと同じくらいコミカルな表情を後ろでする役者さんにも注目ですね。
ブロードウェイ公演より
サザンアイルズのハンス(リプライズ) / ありのままで
(原題:Hans of the Southern Isles (reprise) / Let It Go)
アナからアレンデールを任されたハンス王子は、人々に毛布などの防寒グッズを配布します。そんな中でアナに危機が迫っているかも?と判断したハンスは、アナを探しに行く事を決意します。そこで歌われる『サザンアイルズのハンス(リプライズ)』が、曲としては短いんですけど、これから向かうぞ!という人々の結束感?が見えてかっこいいです。
その曲が終わると、、、。ついに一幕最後の見せ場『ありのままで』です。本当にイントロが流れた瞬間心臓が飛び出るくらいバクバクしてしまって、今すぐ救急車呼んでー!!!!状態でした笑笑
本当に体感時間1分くらいの一瞬でした。とてつもなく綺麗で、歌声も圧倒的で、何もかも素晴らしかったです。魔法を隠して生きていこうとしていたエルサから溢れ出る魔法や想いが爆発していてもう最高でした!早着替えのシーンも本当に一瞬で絶対に瞬き厳禁ですよ!!!!!
Frozen The Broadway Musical's Caissie Levy Performs 'Let It Go' - YouTube
アメリカの番組で披露していた動画
ブロードウェイ公演より
一幕の終わりはもう拍手喝采です!!!!
という感じで勢いよく説明してきました。次の記事では二幕について書こうと思っていますので、よろしければお読みくださいませ〜〜〜